2009年 04月 12日
ツール・ド・柳沢峠。 |
某鉄人と供に甲斐の国の柳沢峠というところへ行って参りました。感想は…、鉄人はやはり鉄人で柳沢峠は思いっきり遠かった。
前日キューブに買い物によった際、週末の話になったので「柳沢峠」にいってきますと答えると、「自走で?」とか「途中に補給する場所が無いから気をつけろ」とかこちらが不安になる反応。帰宅後ルート検索すると往復220kmはありそう。(ちなみにこの時点で峠の標高のことは知らない。)以前行った鶴峠の近所ぐらいにしか考えていなかった。ピーンチ。
しかし、この峠練に無理を言って押し掛けるのはワタクシの方なので、万全の準備で午前6時30に出発。集合場所の関戸橋まで、これでもかというぐらい力を温存して向かい、ほぼ定刻に到着。カズさんにとうとう対面なのだが、あまりに引き締まって無駄な肉のない脚に戦慄を憶える。ご挨拶もソコソコに直ぐ出発。朝から人の出が多い多摩サイをテレテレ走ることは許されず、側道-奥多摩+新奥多摩+裏道というルートを基本カズさんの引き、時々交替でワタクシというパターンで青梅街道に向かう。青梅以降は比較的にコンスタントに先頭交替をして、一気に古里の711まで。
続いて同様な感じで小河内ダム近くの駐車場まで。ここで標高500m強。地味な傾斜ですが、かなり良いペースで登りをこなしてきたようで、ワタクシは既に脚が終了しそうな予感です。写真は湖畔にて。まだ午前10時過ぎ…。
既に距離も75kmを越えているので、ワタクシは此処で練習終了でなんら構わないのですが、実はここからが今回メインの山岳ステージなのです( ̄□ ̄;)。ルートはこんな感じ。丹波山村役場を境に前半がアップダウンなコースで、後半がひたすら登り。この全長35km近くのコースをノンストップ練(ノンストップになったのはワタクシが休憩ポイントをスルーしたためで自業自得・泣)。
先頭交替を繰り返しながら前半をこなし、後半へ入った直後になにやら完全終了の予感ありで、ワタクシは全く先頭に出れなくなります。そしてそのままジリジリと離されます。勾配こそきつくないのですが、カーブを曲がっても曲がっても次から次に登りが迫り気持ちがめげそう。丹波山村から甲州市に入った辺りからなんとか距離を詰めたのですが、残り5kmぐらいでナチュラルに千切れました。アハハハ(笑うしかない)。肝心の追い込み区間でプレッシャーすら掛けられないなんて、練習相手失格です。反省。
その後は足つきせずにもうよろよろ登るだけで精一杯。「あのコーナーを曲がったら止まろう」という言葉を久しぶりに脳内リフレイン。カズさんから1分以上遅れてやっとこさ登頂。お待たせしました。
↓余裕な人
↓屍(カズさん提供)
しばらくぶっ倒れて回復させ帰路につきますが、ダウンヒルステージにつき当然先頭交替つき(泣)。丹波山村役場後のアップダウンがキツイこと、キツイこと。このままでは生きて帰れそうもないので、休憩の度に時間を引き延ばしなんとか回復させる姑息な作戦を発動。途中、松姫や鶴や風張がいつオプション装備されるかと脅えながらも、向かい風の中を行きと同じ道程で駆け下り、軍畑から吉野街道-奥多摩&新奥多摩街道+多摩サイ側道で関戸橋ヘなんとか帰還。この時点で198km走ってAvs.27.0km/h…。お疲れさまでした! と思ったら、カズさんは関戸橋を渡って連光寺を登りに行ってしまったのであった。ポカーン。
帰りは向かい風の中よろよろ走り自宅に到着。なんとか生きて帰ってこれたが、Avs.は26.7km/hまで低下し、いつもの300m坂アタックも18.3km/hとボロボロ。ワタクシ、持てるものを出し尽くし、最高の練習ができました。精進しておきますので、カズさん、またよろしくお願いいたします。本日は本当にありがとうございました。
本日の走行距離:223.30km 月間積算走行距離:664km
年間積算距離:3927.5km 積算走行距離:12361km
体重:65.4kg 体脂肪:15.7%
by turcame_01
| 2009-04-12 00:13
| 自転車トレーニング